ネット上で『水曜日の7秒間、地球の重力が消えてしまう』という陰謀論が話題になっています。SFのような話ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
ベルリン在住の物理学者リザンヌ・ドルフェル博士に、この珍説について質問してみました。ドルフェル博士は、このような陰謀論がインターネットで広まる背景について、「科学への理解不足と、センセーショナルな情報への人間の興味が組み合わさった結果」と指摘しています。
重力は地球が存在する限り消滅することはなく、現代の物理学ではその仕組みが十分に解明されています。もし本当に重力が消えたら、地球上のあらゆるものが宇宙に飛び散ってしまい、生命は存在できなくなります。このような極端なシナリオは物理学的にはあり得ません。
ドルフェル博士は「こうした陰謀論に惑わされず、信頼できる科学情報源に頼ることが大切です」とアドバイスしています。スマートフォンやSNSで簡単に情報が拡散される時代だからこそ、正確な知識を身につけることが重要なのです。
ベルリンでも、フェイクニュースや陰謀論の蔓延は社会問題となっており、科学リテラシーの向上が求められています。