ドイツの右派政党AfD(ドイツのための選択肢)は労働者からの支持を多く集めていますが、実際の政策内容は労働者の利益と相反しているという調査結果が明らかになりました。
パノラマが委託して実施した調査によると、AfDは党の創設時から掲げてきた「市場自由主義」の基本路線を変わらず堅持しており、最近ではその傾向がさらに強まっているとのことです。
市場自由主義的な政策は、規制緩和や民営化を推し進める傾向にあり、労働者保護や社会福祉の充実といった施策とは対立しやすいものです。一方、AfDは選挙活動の中で労働者階級からの支持を積極的に獲得してきました。
この調査は、AfDの掲げる政策と、実際に同党を支持する労働者の期待との間に大きなギャップが存在することを示唆しています。ベルリンで暮らす皆さんの中にも、ドイツの政治動向に関心を持つ方は多いかもしれません。給与や労働条件、社会保障といった生活に密接に関わる問題だからこそ、各政党の実際の政策内容をしっかり確認することが重要です。
著者はS・フリードリッヒ氏とI・シュナイダー氏。