ドイツの難民庁(BAMF)は7月、ギリシャで実施してきた「Together in Sport」プロジェクトのフェーズIIが完了したことを発表しました。ギリシャオリンピック委員会やギリシャのNGO団体と協力し、6年間にわたって難民の子どもや若者たちをサポートしてきたこのプロジェクトの成功を祝う式典が、ギリシャのマラソンで開催されました。
このプロジェクトは、難民キャンプに暮らす子どもたちにスポーツの機会を提供し、社会統合を促進することを目的としています。式典後には、リツォーナとオイノフィタの難民シェルターから約120人の子どもや若者が参加するスポーツフェスティバルが開催されました。地元の同級生たちも参加し、異文化交流とコミュニティづくりの場となりました。
スポーツは言語や文化の違いを超えた共通の言葉。このプロジェクトを通じて、難民の子どもたちが新しい環境で友人を作り、自信を持つための手段となってきました。ベルリンに暮らす日本人にとっても、こうした社会統合の取り組みはドイツ社会を理解する上で重要な事例です。多様性を尊重し、誰もが参加できるコミュニティづくりの重要性を改めて示すプロジェクトといえるでしょう。